失敗は成功のもと

近ごろ失敗することを恐れて、積極的に行動できなかったり、失敗してしまったら過剰に落ち込んでしまう子どもが多くなっている気がします。漢字の「失敗」は「失う」と「敗れる」。おそらくこの漢字から連想するマイナスイメージからくるせいでしょうか。

実は私も昔から失敗するのは怖かったんですが、最近考えが変わり、むしろ失敗がなければ成功にたどり着けないなと気づきました。エジソンが残した言葉にもある通り、『私は失敗したことがない。ただ1万通りの、うまく行かない方法を発見しただけだ。』とてもポジティブな考え方ですよね!
実際に行動したから分かる事はたくさんあります。何かをやる前から、あれこれ考えていても、ただ時間を無駄にしているだけです。トライ&エラー(英語ではtrial & error)って聞いた事がありますか?まず行動してから、うまくいかない事が起きたら改善するという事です。それを繰り返していくことで、最終的に目標を達成する事ができるわけです。

失敗と捉えるのではなく、成功に辿り着くまでに必要な過程だと考えると、案外すっと「やってみよう」と気楽に踏み出せそうな気がしませんか?

Failure teaches success.  失敗は成功のもと

failure 失敗
teach 教える (この場合failureが無生物主語の単数なので、動詞のteachにesがついています➡三人称単数)
        ※無生物主語・・生物でないものが主語になっているもの
success 成功
直訳すると、「失敗は成功を教えてくれる」

まさに、成功するためには失敗は欠かせないものです。
恐れず、失敗を繰り返し、成功をつかみ取りましょう!!!

目次

無生物主語の文

今回のことわざは直訳で「失敗は成功を教えてくれる」です。teach「教える」は通常人を主語にします。
「失敗」が主語になっているこの文は、「無生物主語」と言います。無生物主語とは生き物ではないものが主語になっているものです。
英語は日本語より多くの無生物主語を使います。例文を見てみましょう。

This medicine will make you feel better. この薬を飲めば、気分が良くなるでしょう
A few minutes’ walk take you to the beach. 数分歩くと、ビーチに着きます
A lot of homework made me feel tired. たくさんの宿題のせいで、私は疲れた

これらの文は無生物主語ですが、日本語では「(あなたは)気分が良くなる」、「(あなたは)ビーチに着きます」、「(私は)疲れた」のように、人を主語として訳されています。
英語ではこのように、無生物主語を使って表現することが多いので覚えておきましょう!

まとめ

今回は“Failure teaches success. 「失敗は成功のもと」でした。とてもシンプルなことわざなので、覚えやすいかと思います。また、無生物主語についても触れましたので、今後英文を見たときに主語は何かを意識してみると英文読解に良いと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。

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